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五十肩

 
  2022/04/09
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四十肩・五十肩とは?

四十肩・五十肩はというワードはよく聞くかもしれませんが、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

五十肩の症状について!必ず確認したい3つの症状

症状1

夜寝ているときに痛い。痛くて目が覚めてしまう。

症状2

服を着るのがツライ。袖をとおすのがツライ。

症状3

肩が動かすことが出来ない。可動域に大きく制限がかかる。

五十肩は当然肩に痛みが出て、夜も痛みが続き寝付くこともできないくらい痛みが出ることもあります。

痛みが強いのでなかなか動かすことも難しくなります。

最初の痛み(急性期)は徐々に弱くなりなくなりますが、問題なのは急性期のあとの慢性期という動かせないという時期になります。

五十肩は突然来るので何が原因かわかりにくい場合がほとんどです。

しかし、バランスが崩れて歪みが生じ姿勢が猫背の状態だとそれだけで肩には大きな負担となります。

その負担が蓄積されていくと、肩を安定させる筋肉も働きが弱くなりますます肩に負担がかかり肩が不安定な状態となり突如痛みとなって出てきます。

当院ではまず姿勢を元に戻して原因を改善させていきながら、慢性期の動かせない状態を改善させることに繋げていきます。

また五十肩は症状が長期間続く方もおられるので、施術だけでなく、自宅での動かし方やケアの仕方もお伝えしていきます。

五十肩の治療方法について

五十肩の治療はまず、普段の生活を見直すことが大事になってきます。五十肩の罹患率は、全身の状態や疾患があるかないかによっても変わってくるという報告もあるようです。

疲労を溜めたりすることや食生活が乱れているとなかなか良くならなかったり、再発するリスクが高まります。糖尿病の方が発症のリスクが高くなることから血糖値なども気にする必要がありそうです。

また、五十肩は肩の関節を包む組織が癒着していることも多いようで、どこの部分が癒着をしているかによって施術する部分が変わってきます。

基本的には癒着してしまっている部分によって疼痛が出る動きや可動域制限がかかる部位が決まってきます。そうするとアプローチする部位も変わってくるのですが、癒着を取っていくために癒着部位やそれに関わる組織をリリースしていきます。

また、腰周辺や肩甲骨、頸部などの状態も把握してそこから起こりうる体のアライメントの修正も同時進行で行っていき早期回復と再発防止を目標に治療していきます。

また、円背姿勢でいると五十肩でなくても肩は上がりにくいものです。もし円背姿勢であればそこの問題もクリアにしていく必要が出てきます。

自宅で出来る五十肩の体操

五十肩は特に外旋動作・外転動作・屈曲動作が制限されることが非常に多くなっています。

・外旋制限がある場合

関節包前部への体操。肘を腋窩へつけて90度屈曲させる。そのまま手を痛みが出ない範囲で外がわへ広げていく。

三角筋や大胸筋へのセルフマッサージ

上腕二頭筋の停止部のセルフリリース

・屈曲制限がある場合

関節包前後下部(腋窩部)へのセルフケアが必要。

上腕三頭筋、小円筋、三角筋へのセルフマッサージや出来る範囲でのストレッチ。

・外転制限がある場合

関節包腋窩部へのセルフケアやリリースが必要。

上腕三頭筋、小円筋、肩甲下筋のセルフリリース。

・伸展制限がある場合

関節包の前部繊維への伸張が必要。

棘上筋、上腕二頭筋(長頭腱)、小胸筋のセルフケアが必要。

・内旋制限がある場合

関節包の後部への伸張が必要。

上腕三頭筋、棘下筋、三角筋へのセルフケアが必要。

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