松江市の整骨院。交通事故治療、骨盤矯正治療や整体などお任せ下さい

ぎっくり腰

 
  2022/07/09
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

腰痛は、腰に痛みや炎症などを感じる状態をいいます。

こ…腰が、痛い…。

ギク子

腰は全身の要です!無理をすると重症化する恐れもあるので、痛みを感じたら早目に対処しましょう!

院長

≪腰痛の原因≫

◎長時間座る・立つ・中腰でいるなど、同じ姿勢でいることによる筋肉の緊張、血流不良
運動不足・筋肉の衰えによる筋力低下
◎過度な運動による筋肉の疲労
このほかにも様々な原因により、多くの人が腰痛に悩まされています。

ぎっくり腰

急性腰痛症のことをいい、関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状により、突然急激な痛みに襲われます。中腰の姿勢や、下から重い物を持ち上げるなど、腰を曲げた姿勢が原因で起こります。

ぎっくり腰は、経験された方多いと思います。重たいものを持った時だけでなく日常の何気ない動作でもぎっくり腰になり、強烈な痛みが走ります。じっとしていても痛い場合や痛みで起き上がったり立ち上がったりするのがツライ、痛くて寝がえり度に目が覚めてしまう、痛くてかがんだりすることができない、痛みで仕事にならないなど多くの声をよく聞きます。また一度ぎっくり腰になると回復するのに時間がかかるということもありますが、痛みが脳で記憶されて日常生活の中で同じような動作やなんてことない動作でもまた痛みが繰り返し起きてくるといった状態になってしまいます。

では、なぜぎっくり腰は起きてしまうのか?ぎっくり腰の多くは腰に負担のかかる動作などしていなくても起きます。しかし痛めた瞬間の動作自体は腰に負担がかかっていなくてもそれ以外の日常生活の動作や姿勢が腰に少しずつ負担を蓄積していきます。蓄積している状態ではほとんど症状はないことが多いです。その段階でしっかり負担や疲労をケア出来ているとぎっくり腰にはなりにくいですが、ほとんどの方はそのサインを見逃しています。

そのサインとはどういうものかというと「あれ?」や「ん?」など腰などに感じる違和感や重だるさです。そこを過ぎると腰の負担が蓄積されると同時にほかの部分でかばい始めます。そしてかばいきれなくなったり、負担が限界までくるとささいな動作で体が悲鳴をあげて強い痛みを出し限界だよ!と痛みという形で伝えてくれます。日常生活の中で疲労をしないということは不可能です。普段はその疲労をもともと持っている自分の力で体を回復させることで疲労を蓄積させることを回避しているのですが、偏った食事や睡眠不足、長時間の同じ姿勢などのために回復が追い付かず蓄積してしまいます。

 

◎ぎっくり腰のメカニズム

ぎっくり腰の正式名称は、「急性腰痛症」と言われ、靴を履こうと前かがみに、重たい荷物を持ち上げようとした時に、咳やくしゃみをした時に・・・など様々なシチュエーションで、突然の激痛をともなうのが特徴です。欧米では「魔女の一撃」と言われており、それくらいの衝撃と例えられています。では、その時カラダの中ではどういったことが起きているのか!?その原因、対策について考えていきましょう。

◎ぎっくり腰の症状とは?

ぎっくり腰の特徴は、突然来る耐え難き激痛が1番にあがります。その痛みの大きさのため「腰に力が入らない」「その場でじっとするしかない」という状態になることが多いです。中には作業中に腰に違和感を感じるも作業は続行できたが、終わって一服し次に動き出そうとした際に激痛、という少し遅れてくる場合もあります。いずれの場合も、動作に伴って痛みが誘発されます。

 

◎ぎっくり腰の原因とは?

上記のように靴を履こうと前かがみになったり、荷物を持とうとした時など、痛みが出た時の動きがはっきりしている場合が多く、その動作が原因と捉えられがちですが、その動作自体は最後の「引導」を渡したきっかけに過ぎないことが多く、それまでの生活習慣や姿勢から蓄積された負荷(疲労)が耐え切れなくなり痛みとして表れた場合が圧倒的に多いのが実情です。

よく、ぎっくり腰はクセになることが多いと言われていますが、それは1度痛めたところの疲労が時間の経過とともに回復し、安静にしていた生活から普段の生活に戻るのですが、生活習慣や姿勢を見直していないため、ぎっくり腰の「素(もと)」となる負荷の蓄積はまた始まってしまうためとも言われています。

筋肉は疲労がたまると硬くなる性質を持っており、徐々に筋の柔軟性を低下させていきます。同時に柔軟性を失った筋肉は発揮できる筋力も低下しますので、上半身の重さを支えていること自体も徐々に負荷を高く受けてしまう状態となってしまいます。このような状態が、ぎっくり腰を生み出す素地となり、自身が気付かない所での蓄積が限界を迎えキャパオーバーしてしまうと魔女の一撃が出てきてしまうのです。

◎ぎっくり腰の治療

まずは安静にして痛みの軽減を図ります。場合によっては筋の微細な損傷があり、炎症している場合もあります。その場合はアイシングや超音波治療など、炎症期にできうる治療のみで留めることが重要です。筋を触診し過剰な痛みが伴わない、炎症がない場合は、疲労によって硬くなってしまった筋肉を通常の状態に近づけるよう本格的な治療を行います。

場合によっては大きな痛みで過剰に反応してしまう感覚神経に対し閾値のコントロールを行います。(閾値とは痛みと認識する値の事で、仮にとがった鉛筆の先で手のひらを押していき、徐々に強さを上げていくと体が痛みと認識した所(強さの値)が閾値です)その治療と並行して日常生活や姿勢について確認し、指導を行います。

特に負荷のかかりやすい筋は、特に抗重力筋と言われる筋肉で、重力に抗って直立姿勢を保持する筋肉のこと。

脊柱起立筋や臀筋、腹筋、ふくらはぎの筋肉などが代表的なものです。仕事や家事などで取らざるを得ない姿勢や、その人が持っているクセで姿勢やバランスが崩れてしまい過負荷がかかりやすい体になることが多いです。患者様との対話の中で改善の可能性があるところを見つけ出しアドバイスさせていただきます。

〇自己回復力を高める

本来ヒトが持つ回復力が発揮されていればぎっくり腰は起きないかもしれません。しかし現代社会ではPC作業が増え、スマホの使用時間が全年代で増えているためもあり、理想の姿勢からかけ離れている人が増加している傾向です。また運動で体を動かすと崩れがちな姿勢の補正効果もあるのですが、年々そちらも減少傾向です。しかし、少しでも回復力を高めることが、ぎっくり腰の予防に関係しますので、以下のことを日々の生活に少しでも取り入れていただけると良いと思います。(注:以下のことは、ぎっくり腰受傷直後に行うことではなく、予防のためのものです。くれぐれも痛い時に無理に行わないようご注意ください。)

〇ストレッチング

スポーツしてないのに必要!?と思われるかもしれません。しかしデスクワークや長時間同じ姿勢を続けることも同じくらいのダメージは(特に抗重力筋は)受けています。その負荷を軽減させて日々の蓄積をできる限り残さないように努めましょう。

〇寝ている時間がチャンス!

上述のとおり、抗重力筋が負荷を負いやすいので、逆に重力から解放されているときが回復のチャンスです。つまり就寝時にどれだけ回復しやすい環境が整っているか!?が重要です。

〇寝具

まずは寝てみて心地よくリラックスできるものを選ぶようにしましょう。その時点で「不快」と思うものでは安眠につながることは考えにくいです。また沈み込みが大きいタイプは体圧が局所に集まりやすく、特に腰にとっては良くありません。沈み込みの少ない適度な硬さのものを選ぶようにしましょう。

〇寝返りは重要!!

子供の寝相は良くない…と言われます。寝返りを頻繁に行い、ベッドのあちこちに動き回って寝ていますが、実は体にとっては良いことでもあります。寝返りが少ないと、血流が滞る場所ができてしまい、回復が思うようにできなくなりますが、子供は本能的に体の修復作業に必要なことを分かっており、頻繁に寝返りをうちます。大人になるにつれ、寝返りの回数は減ってしまいますが、それでもひと晩に20回程度の寝返りをうつことが快眠の条件と言われています。

ただ、寝返りは増やそうと思って増えるものでもありません。ですので、寝返りがうてる(打ちやすい)環境を整えておくことが必要です。(いつもお子様と添い寝をしている)(決まった方向を向いてでないと眠れない)(狭いところにはまり込んで寝るのが好き)などは、自己回復力をかなり減少させてしまう眠りになる可能性が高いです。極力自然と寝返りをうつときに障害となりそうなものがない状態で眠るようにしましょう。

〇冷やさないように注意する

特に疲労がたまっているときは、筋肉は固まりやすく自ずと血液循環も滞ります。その状態だと最大限の回復力も発揮できず上述のぎっくり腰の素(もと)の蓄積に繋がる可能性が高まります。その際に体の冷えがプラスされると、大きな痛みを感じやすい状態へより近くなってしまいます。ここで述べる「冷やさない」とは、運動後や炎症期のアイシングとは違います。冷房の効いた部屋に長くいること、運動後に汗の処理をせず放置し冷えてしまうこと、冬に底冷えしてしまう…のような、普段の生活の一環の中で比較的長い時間をかけて「冷えてしまっている」状態になってしまうことを指します。冷房を一時的に止める、温かいものを飲む、運動後にシャワーを浴びる、ストレッチ等で筋肉を動かす、カイロで底冷えを防ぐなど、状況に応じた対応で体の冷やし過ぎをなくすように気をつけましょう!

当院の施術がなぜぎっくり腰に効くのか?というと、症状や歪みをとることはもちろんですが、疲労を蓄積しないように元々の回復力もしっかりと機能させ、原因を改善させて行くからです。また施術だけでなく日常生活のアドバイスなどもしっかりお伝えさせていただきます。

お問い合わせはコチラ 料金表はコチラ

友だち追加

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© エビス整骨院 | 島根県松江市 , 2019 All Rights Reserved.

今すぐご予約の方はこちら!