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体調管理にとても重要な体温・リンパ・免疫について

 
  2019/10/24
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こんにちは、エビス整骨院です。

秋になり、これから冬になるとどうしても増えてくるのが風邪やインフルエンザなど。出来ることなら避けて通りたいところですよね。これらに関連する免疫についていくつか知っている限りでご紹介していこうと思います。免疫というと腸やリンパなどが関係してきます。ここで大事なのが腸は体の中なのか?という部分です。ご存じの方も多いと思いますが、腸は体の外ということです。口から肛門までずっと繋がっています。1本のちくわの様なイメージです。ということはいかに体の中に菌やウイルスを入れないようにするかということが大事になってきます。

体温について

皆さんの平熱はどのくらいですか?よく基礎体温が高いと免疫力が高いなんて話を聞くとおもいますが、あれは体の中にある酵素がある程度体温が高いほうが働きやすいという理由から来ています。まず体温の調節は自律神経が行っています。体温が低下したときに体の中では、間脳の視床下部が働いていて交感神経やホルモンのよって代謝を促進させて熱を産生させています。また熱を逃がさないように皮膚近くの血管や立毛筋を収縮させて熱の放散を少なくさせています。そして筋肉をふるわせることによって熱を作り出しています。寒いときにぶるぶるっ来るのは筋肉を震わせて熱を作り出しているからなのです。逆に体温が上昇したときには熱を逃がさないといけないのですが、この時にも視床下部が働いて熱を効率よく逃がして体の中では熱の産生を極力少なくしています。

体温を上げるためには

体温が高いと免疫にも影響があるのですが、では体温はどのようにして上げていったらいいのでしょうか?

体温をあげることによって様々なメリットがあります。基礎代謝が上がってよりエネルギーをうまく消費していくれる体になるのでメタボや太りにくくなったり、血流が良くなって疲れにくく回復しやすいようになったり、脳の血流も良くなるため活力や記憶力なんかにも関係してくるかもしれません。

入浴や体を温めてくれる食材を摂取したり服装や腹巻などで温める方法や運動をしたりして筋肉をつけたり、血流をよくして温まりやすい体を作っていくなどの方法があります。今回はウォーキング筋トレについて少しご紹介していこうと思います。

ウォーキングについて

最近ではよくウォーキングを日課にしている方も多くおられます。ウォーキングにはどのような効果があるのか?まず、心肺機能の強化です。そして高血圧にも効果がある物質も増加します。血糖や脂質、肝臓などにもいい効果があるようなので生活習慣病の予防にも大事になりそうです。また運動強度が高くないため比較的誰でも行いやすい運動となります。しかし筋力をつけるという面でみると筋肉がつくという運動の強度ではないため、筋肉をつけたい方は筋トレがお勧めです。

筋トレについて

ハードな筋トレや運動は心身に負担になってしまうこともありますが、適度な運動を行うことによって心地よい疲労感を感じられたり、血流が良くなって老廃物も排出されやすくなるため疲労の回復や疲れにくい体をつくることにも繋がってきます。また筋トレは毎日しなくてはいけない!と思われがちですが、実は週に2回程度でも十分に効果があります。筋トレには色んな種類がありますが、自宅で行うものでは大きい種目でスクワットと腕立て伏せの2種類でも十分かと思います。筋トレのメリットとして基礎代謝の向上、活動量の増加、爽快感(βエンドルフィン)、気持ちが落ち着き整いやすくなる、自律神経の安定意欲や好奇心が向上しポジティブになる、鎮痛効果等があります。

リンパについて

リンパとは、体の中ででた老廃物は静脈で回収していくのですが、そこに入りきらなかった老廃物はリンパ管を使って運搬しています。主な運搬物は、老廃物(代謝をした際に出た体内には不要なもの)、たんぱく質、糖質、脂肪、化学物質、細菌やウィルスなどがあります。リンパの流れというのはおもっているよりもかなりゆっくりした流れになります。体を一周するのに血液だと1分前後ですが、リンパは半日~1日かかると言われています。またリンパには免疫の機能があり、リンパで細菌をやっつけて病気から体を守ってくれています、またリンパにはリンパ節と呼ばれるものがあり、そこが関所の役割をしており老廃物などをろ過して悪いものが全身に回らないようになっています。さらにリンパ球は一度侵入してきた細菌やウィルスを覚えており同じ細菌などが入ってきたときには早く抗体が作れるようになっています。

リンパの流れに影響するもの

リンパには弁があり逆流しないようになっています。血管と異なり流れがゆっくりなため、運動不足や食生活などの影響が出やすく、結構流れの渋滞が起きやすいものです。そこでリンパの流れに影響を与えるものをいくつか挙げていきます。

筋肉運動、呼吸、腸の蠕動運動、血管の拍動、リンパマッサージなどの外からの影響などがリンパの流れに影響を与えています。いずれもリンパだけでなく、全身の循環や健康の維持には必要なものばかりです。

まとめ

これから風邪などが流行する季節になりますが、体温をあげるために運動したりすることによって自律神経などが整い腸の調子が整い、さらにその結果リンパの流れが改善していくと身体にとっては調子を崩しにくく、風邪をひかないように予防することに繋がっていきます。運動・筋トレなどが行いにくい場合は、整体で整えたり体の環境をつくっていくことも予防に繋がっていきます。これからの季節に備えてしっかり対策していきたいですね!

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