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冷えについて?

 
  2019/04/16
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今回は冷えについてです。

手先や足先が冷えるという方は、結構多いように思います。カイロを使って冷えないように工夫したりされているなどの話もよく耳にするので少し冷えについて、説明していきたいと思います。

人の体温調節の中枢は間脳の視床下部というところで行われています。視床下部は自律神経の中枢でもあり自律神経も体温調節に関わっています。体温を調節する中枢の役割としては、体温を一定に保つ役割があります。

基礎体温は人によって多少異なりますが、大体36~7度くらいを維持しています。これよりも体温が上がると、熱を外へ逃がすために血管が拡張したり、発汗したりして熱を外へ逃がします。逆に体温が少し低くなると血管を収縮させて熱を外へ逃がさないように調節されます。

病気などで発熱した場合には熱を上げようとします。そのような場合には血管の収縮させ、熱を外に逃がさないようにし、筋肉を収縮させて熱を産生させます。体温を上昇させるときに感じるのが悪寒です。

なぜ病気の時に体温を上げるのかというと、身体の中の白血球という病原菌や異物と戦う成分があります。この白血球は平熱よりも体温が高くなるとよく働くので体温が上がります。また風邪などの病原菌やウイルスは体温が低いときのほうが繁殖しやすいというのもあり身体は体温を上げて身体を守ろうとします。病気がよくなると今度は熱を下げないといけません。その時には血管を拡張・汗腺を活性化させて熱を外に逃がし、筋肉を弛緩させて熱の産生を抑えるという働きをし体温を下げます。

以上が体温調節の基本的な仕組みになります。

次は、冷えについて説明していきます。

冷えで一番よく聞くのが、手先や足先です。ちなみに冷え性と低体温とは違うのでここでは冷え性について説明していきます。

手足の熱交換は血管を拡張したり、収縮させたりすることで行っています。手先や足先にはAVA(動静脈吻合)という体温調節専門の血管があり、体温を逃がすときはこの血管が拡張し、熱を逃がさないようにするときには血管が閉じてしまいます。この血管が拡張したときには直径は毛細血管の10倍で、これは血流量にすると1万倍ということになります。さらにAVAを通過したあとの血液は暑いときには皮膚に近い静脈を通ることで心臓へ帰る間にも熱を放散させています。寒いときには少し深いところにある血管を通り動脈の熱をもらいながら心臓へ帰っていきます。

そしてこのAVAの収縮・拡張の反応には個人差があり、冷え性の方はこの反応が敏感だと言われています。なので少しの温度変化で周りの人はあまり感じないような温度の低下でも冷え症の方は敏感に反応し、熱を逃がさないような反応が起きてしまいます。

他にも冷え性になる要因としては、手足の長さや皮下脂肪や筋肉の量も関係しています。

筋肉の量が多ければそれだけ熱を産生する量も多いので基礎代謝が上がりやすいですが、筋肉が落ちてくると熱を生み出す量が下がり、基礎代謝が下がります。基礎代謝が低いとそれだけを産生する量が少ないので、冷えやすくなってしまいます。

皮下脂肪は断熱材の役割があります。そのため皮下脂肪が多いと体内の熱が逃げにくいため、熱を体外に逃がそうとするので、AVAが拡張して手先などが暖かくなりやすいです。逆に皮下脂肪が少ないと、断熱材が少ないので体幹部から熱が逃げていく量が多くなります。そのため手足の血管を拡張して熱を逃がす必要があまり無くなるために手先や足先の血管が拡張しにくくなり結果として冷えやすくなります。

 次に身体の歪みや姿勢の悪さがどのように冷えと関係しているかを説明していきますね。歪みや姿勢が悪いというのは何となく良くないとうのはイメージがつくのではないかと思います。歪みや不良姿勢は、長時間同じ姿勢を続けていたり、日常での身体の使い方の癖、筋肉の疲労などいろんなことが原因で筋肉が硬くなり起こってきます。本来は寝ている間などに回復していきますが、筋肉が硬い部分というのは血流が悪くなっていますので回復力が落ちている状態ですので回復力が追いつかないことが出てきます。それが積み重なると徐々に元に戻れなくなり、歪みや姿勢が崩れていきます。歪みや姿勢が崩れることによって、筋肉や関節に負担がかかり続けている状態になるので筋肉が硬くなり血流が悪くなってしまいます。そうなると徐々に痛みなどが出てきて日常生活にも差し支えるようになってきますし、歪みや姿勢の崩れによって圧迫が起きれば血流にも影響が出て冷えやすい状態が出来てしまいます。また筋肉だけではなく、内臓の働きも落ちてくると今度はそこを働かせようとするので、手先や足先の血流は後回しになってしまいそれも冷えに繋がる要因となってしまいます。

歪みや姿勢が悪い状態が続くことによって起こる筋肉の活動に低下や循環や代謝の低下、疲れやストレスがかかりすぎ自律神経の乱れ、骨盤の歪みからくる内臓の下垂からも冷えに繋がります。施術では歪みや姿勢などを整えて不調や冷えにアプローチをしていきます。

基本的な体温調節の仕組みや歪みや姿勢の不良からくる冷えについては説明しました。それ以外にはなにが原因で冷えに繋がるのか?を考えてみます。

例えば、前述したように手足の血流は体幹部分の熱が高くなればそれに伴って手先や足先の血管は拡張していくので、手足を温めるよりも体幹(腹部や背中)を温めることが重要になってきます。着るもので言えばマフラーやネックウォーマーなど首元を温めるといいです。体幹部の熱を確保するには、シャツなどの下の部分と首元が開いていれば暖かい空気がどんどん逃げてしまいます。そうなると体幹の部分でどんどん熱を放散するので、手足で熱を逃がす必要がなくなってしまい手先や足先のAVAが拡張せずに冷えてしまいます。体幹部を冷やさないためには衣類で暖かい空気の層をなるべく逃がさないようにする必要が出てきます。重ね着をしたり、首元を閉じたりマフラーなどを巻くことによって首元から熱を逃がすことを防ぐのも効果的です。それをしたうえで手足を温めるには、汗などで発熱するような素材の靴下や手袋をするとより効果は高まります。また手先や足先から冷たい空気が入らないように足であればズボンの裾を靴下の中へ入れたりすることでも効果が期待できます。頭も帽子をかぶるなど寒くないようにするのもいいですね。

手足が冷える方は、身体の歪みや姿勢を整えるだけでなく、日常でも体幹部の保温をどれだけしていくかで変わってきます。

次に食べ物についても少しお話します。

食べものでも身体を冷やす食べ物と温める食べ物とよく言われたりしていますが、食べ物に関しては一般的に言われていることでも気を付けないと逆に作用することがあるので注意が必要となります。例えばよく身体を温めると言われている生姜。生姜は確かに温める効果があると言われていますが、生の生姜であれば逆に身体を冷やしてしまうと言われています。加熱をした生姜では身体の代謝を良くして温める効果になるなど、食品については少し注意が必要かもしれません。栄養や食べ物に関してはまた別の機会に詳しく紹介していきます。

ちなみに手足の温度は睡眠にも大きく影響してきます。体の深部の体温は眠るときには低下します。布団やこたつに入ると暖かくて眠たくなりますが、暖かく感じるのに眠るときに深部の体温は低下しないといけないのに矛盾しているように思います。これは暖かく感じていても実は、この時副交感神経が良く働いていて手足の血流が大きく増加して熱放散をしているので結果として深部体温が下がっているから暖かく感じていても眠ってしまいます。手足は体幹に比べて表面積が広く皮下脂肪の割合も少ないので熱を放散するには適した構造になっているので効率よく熱を放散できます。

ただ、布団の場合はいいのですが、こたつなどで寝てしまうとよく体調を崩されたという方をよく耳にします。これはこたつがついている間はこたつに入っている部分が温め続けられるため周囲の温度が高く、熱放散がうまくいかないため深部体温が十分に下がらず浅い眠りになってしまうためです。こたつで寝てしまうと、上半身とこたつに入っている下半身とで温度差が大きくなります。そのために体温調節がどっちに合わせていいかわからず、うまくいかなくなるためとこたつは体温より高い温度ですので汗をかきます。汗をかくと当然水分を失われるので喉が渇いた状態になってしまいます。脱水で乾いた状態だとウイルスなどが侵入しやすい状態ができてしまうので風邪をひきやすくなってしまいます。これは電気毛布にも同じことが言えます。電気毛布を使う場合にはタイマーをうまく活用して入眠後に切れて体温の低下を促していくことが大事になってきます。湯たんぽは徐々に温度が下がっていくため眠りを妨げないと言われています。

今回は、冷えについて少し関連づけてご紹介させていただきました。人の身体は温かさを感じるセンサーよりも冷たさを感じるセンサーのほうがはるかに多く存在します。それだけ冷えるということは身体にとって敏感に反応しなければならないことなのかもしれません。

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