知ってますか?鼻呼吸で風邪やインフルエンザの予防!
こんにちは、エビス整骨院です。
秋になり、これから冬になるとどうしても増えてくるのが風邪やインフルエンザなど…。出来ることなら避けて通りたいところですよね。
皆さんは息をするときにどこで呼吸しているでしょうか?口呼吸か?鼻呼吸か?
実は風邪などを予防する際に大事な一つ目のポイントです。口呼吸をしている方は出来る方はすぐに鼻呼吸へシフトしたほうがいいかもしれません。本来、呼吸は鼻でするものなのです。
鼻が詰まったりなどから口で呼吸をしなければならない場合もありますが、口からの呼吸では体内に侵入してくる菌やウイルスを防ぎきれません。なぜ鼻呼吸が良くて口呼吸がだめなのでしょうか?
鼻呼吸と口呼吸の違い
冬は空気が冷たく乾燥しています。これを鼻で呼吸することによって空気を温めて、さらに加湿してから肺に入れます。鼻で呼吸した空気は鼻水で加湿されて湿度が90%になると言われています。
また空気の温度も体温くらいに温めてくれます。乾いた空気が口に入ると喉が乾燥しやすくなってしまい菌やウイルスに感染しやすくなってしまいます。空気が乾燥する冬ではウイルスなどが空気中に舞いやすいため喉が乾燥状態ではリスクが高まります。
口呼吸のリスク
口呼吸を行うことによるデメリットをいくつか紹介していきます。
・虫歯や歯周病になりやすくなる
口の中は唾液が常に出ている状態ですが、この唾液の役割として口の中の細菌をやっつけたり、汚れを洗い流したりする役割があります。ところが口呼吸をしていると口の中が乾いてしまい唾液がうまくまわらなくなってしまいます。その状態では細菌などをうまく処理することが出来ず、原因菌のリスクが高まってしまいます。さらに乾燥によって歯の黄ばみの原因になることもあるそうです。
・歯並びが悪くなる。
歯の並びと口の呼吸とはあまり関係ないように思いますが、実は関連しているようです。歯並びは舌の位置や頬っぺたの筋肉などの影響を受けています。口呼吸ではそのバランスが崩れ歯並びだけでなく、顎の骨の成長にも関わってくるようです。特に子供さんはその影響を強く受けるようです。
・老化を促進する
口呼吸の場合、口を開かないと呼吸出来ないため、少し半開きになってしまいます。そうなると口の周りの筋肉が常に緩んだ状態になってしまいます。筋肉は使わないと少しづつ衰えてきてしまいます。口の周りの筋肉が緩むためシワの原因にもなりえます。顔の筋肉と首や肩の筋肉は関連が強いため、姿勢にも影響してきます。いわゆる猫背というものです。猫背になるとより呼吸の質自体落ちてしまいます。
口呼吸では鼻呼吸ほど異物を取り除けないだけでなく先ほど述べた湿度・温度の調節も行いにくいため、口腔の環境を乾燥させてしまいます。喉の奥にはリンパ組織があり通常であれば免疫が働くのですが、乾燥しているとそこから異物が体内に侵入しやすくなってしまいます。
鼻呼吸と口呼吸の違い、是非日常生活で参考になさってみてください!