寝違い・首肩の症状とスマホ操作の姿勢
朝、起きた時に首が痛い!
寝違えて一日首が痛い!
という経験がある方かなり多いと思います。
しかも寝違えたときの痛みはなかなか取れません。一週間以上続く方も多くおられます。さらに押しても揉んでも良くなった気はするけど、すぐにまた痛みが繰り返してきて一日中痛みのことを気にしないといけなくなってきます。またそのうち良くなるだろうと思って放置しておくと慢性化して、症状が改善しにくくなったり、手のシビレや重だるさ、姿勢への影響など他の症状も起こしてしまいますので、症状が出たり、あれ?とおもったらすぐに来ていただくことをおすすめします。
また、デスクワークもですが、普段スマホなどを操作する姿勢でも首や肩への負担の大きな姿勢をとってみました。
まずは上の写真。よく背もたれや壁に寄りかかってスマホを操作する方多いです。これはまず本来座ったときに体重がかかる坐骨に体重が乗らず、仙骨に体重を乗せて座っているので骨盤もズレてきます。さらに背骨を線でなぞってみると結構な角度で曲がっています。これを立位でみると、右下のような姿勢になります。頭の重さを約5~6キロありますが、このくらいの角度だと頭の重さを実際には30キロ近くかかっていると言われています。30キロの物というと普通に持つのもしんどいのに、首や肩で30キロを支えようと思うとかなり辛いというのは想像しやすいとおもいます。これをずっと続けていると姿勢も悪くなるし、首肩への負担がおおきいですよね。
次の姿勢を見ていきましょう!
上の2つの姿勢もよく聞くスマホを操作する姿勢ですが、この姿勢も首肩に大きな負担となります。左の図は背中も大きく丸まっていて頭の重さを首肩で必死に支えています。右の寝転んで操作する姿勢は首肩にも大きな負担となっていますが、腰から背中にかけて大きく反っていて腰にも大きな負担となります。意外と日常生活の中にも痛みとなるキッカケというのは多く潜んでいます。
整体で姿勢を整えて、普段の生活の中でもすこし意識してもらうだけで大きく変わってきますので、些細なことでも相談してくださいね。